Double Peace :)

機能不全家族育ちの被虐待児。ものすごく元気に見られる心の病気持ち。ずっとスポーツが大好き。夢は健康に笑顔で大切な人と生きること。幸せな家庭育ちだけど見た目や雰囲気や性格や好みは僕と似た、前から知ってる子(ニコ)にこっそり片想い中。DV親からいずれうまく逃げるための手段を色々考えながらも、数年前に非DV親が入院・手術した後、今年また入院・手術の治療があってそれまで以上に家のことも頑張る毎日。
機能不全家族育ちの被虐待児。
ものすごく元気に見られる心の病気持ち。
ずっとスポーツが大好き。
夢は健康に笑顔で大切な人と生きること。

幸せな家庭育ちだけど
見た目や雰囲気や性格や好みは僕と似た、
前から知ってる子(ニコ)にこっそり片想い中。

DV親からいずれうまく逃げるための
手段を色々考えながらも、
数年前に非DV親が入院・手術した後、
今年また入院・手術の治療があって
それまで以上に家のことも頑張る毎日。
リエゾン

リエゾン

僕は自室にテレビがないし、
少しの空き時間はあっても
純粋な自由時間を30分とか1時間とか
とるのは難しいから、基本ドラマも
バラエティも普段は見ない(見られない)。


それでも、この前たまたまこの冬のドラマ
「リエゾン」を知って、これは見たいと思った。


子どもの発達障がいをテーマにしてる。


僕は、DV親が発達障がい持ちで
これまで本や新聞やネットでも
発達障がいのことは自分なりに調べてきて、

DV親にはこれまでひどいことを
沢山されてきたからもちろん
人間としては苦手ではあるけど

それはDV親の性格であって
発達障がいやから暴力を振るうとか
そういうことではないから

なるべくDV親にされてきたこととは分けて
発達障がいのことはそれはそれとして調べて
できる対処はしていこうとも思ってて、

リエゾンも楽しんで見たいというよりも
自分の生活面での参考になるかもと思って

TVerでなら空いた時間に少しずつでも
時間差で見られるかなと昨日の夜見てみた。


もう第1話は見られないかなと諦めてたけど
まだ見れて良かった!


これから見る人もいるかもしれないから
ネタバレになるような詳しいことは
ここには書かないけど、

志保先生(厳密にはまだ研修医やけど)は
発達障がいの当事者やからこそ
発達障がいの子どもたちの気持ちが解って
向き合えるんやなと思ったし、

発達障がいの子が定型発達(障がいがない)の
子と違った言動をしてるのを見て
すごく厳しく怒る親の気持ちも

もし僕が親でもそうやって
怒ってしまうかもしれないから
とても考えさせられた。


発達障がいと一口に言っても
人によって色々違って

例えば、僕の親(DV親)の場合は

・多動
・多弁
・会話があちこちに飛んで内容がまとまらない
・会話のキャッチボールが成り立たない
・物の整理、管理が極端に苦手
・こだわりがとても強い
・明らかに失礼なことを人にズバッと言い過ぎる
・衝動性がある
・聴覚過敏

などの特性がある。

リエゾンを見てて、志保先生の
物の整理が苦手で多動があるところは
DV親と似てるなと感じた。


同じ場所に、発達障がいの子が2人いても
同じような特性を持ってるとは限らなくて、

1人は大勢の場に行くと興奮して
大声で飛び跳ねて騒いでしまう子、

もう1人は逆に大声などの大きな音が苦手で
パニックになってしまう子

という可能性もある。


どっちが正しい、間違ってるとか
いい、悪いの話ではなくて、
どっちの場合もそういう特性があって
そうなってるわけで、人を困らせようとして
してるわけではないんよなあ。


DV親は聴覚過敏の度合いが強くて、
自分が望んで聞く音以外は基本聞きたくない。

だから、普段家で顔を合わせてる時も
必要以外には僕は声を発さないようにしてる。


正直、かなりきついししんどいけど、
DV親がどういう人間かという性格的な問題と
発達障がいがあるという一面は
分けて考えないといけないと思ってる。

その人自身が過激で凶暴な人やと
それもなかなか難しいのも現実やけど;



そのリエゾンの中で、発達障がいの子に
親がすごく怒るシーンがあったと
さっきも書いたけど、

公共の場にいる時にその特性が強く出ると
発達障がいのことを知らない人にとっては
「しつけができてない子」「常識がない人」
みたいに思われて、嫌な顔をされたり

「何この人たち?」という目で見られたりする。


僕の場合は、自分の親が発達障がいやから
「しつけができてない」という目では
見られたことはないけど、

「関わらない方がいい人たち」
という目で見られたことは何回もあって

だから発達障がいの人が身内にいる大変さや
一緒に暮らす上での苦労も感じてて

綺麗事ではないなというのも当事者として
本当によく解る。


リエゾンの中で、涼太くんという
絵がすごくうまい子が出てきたんやけど

得意なことに関してはずば抜けて
得意というのも発達障がいの特徴で、

DV親にも僕には一生かなわないなと
思ってしまうような特技がある。

(話ズレるけど、その涼太くん役の子が
前に僕が見てたドラマの主人公
コタローの役の子で懐かしかった!)


その凸凹をもっと活かせる社会であれば
発達障がいの人自身もその家族もその周りも
皆が生きやすくなるのにな、と思うけど、

そもそも発達障がいかどうかは
白黒で分けられるものでもなくて

“はっきりと断定はできないけど
発達障がいの傾向にある”グレーゾーンに
入る人たちもいるから、

ここからは障がいでここからはそうではない
とはっきり区切るの自体難しいとも思う。


あと、親が鬱病で子どもを育てるのが
難しいという家庭環境で育ってて
発達障がいがあるという子のケースも

僕は独身で子どももいないけど
心の病気はあるから他人事に思えなくて
自分やったらどうするやろうなって。


その親の身勝手で暴力を振るったり
ネグレクトして子どもを傷つけるのと

鬱病など心の病気のせいで
子どもに充分目を向けられなくて
その結果子どもが育つ環境として
結果的に今の状況ではふさわしくない

というのでは、また違う気がするけど、
子どもが安心して生きていられない
というところでは共通してるのか‥?

難しい問題やと思う。



僕が自由にテレビを見られない中で
少しの時間に細切れにでもこれは見たい!
と思うドラマは大体どれも

家族に複雑な事情がある子の話とか
自分のこれまでや今に共通項がある何かを
テーマにしてる話。


そして、その内容は全然
恋愛やニコの特徴と関係ないのになぜか
見てるといつもニコを想って

僕はこんなふうに生きてきたけど
ニコと未来を生きられる人に
なれるんやろうか?ってすごく苦しくなる。



DV親の場合は、発達障がいだけやなくて
人格障がいもあるし、元々の性格もあって
僕にとってこういう人なんやけど、

それはあくまでも僕の家の例であって
発達障がい=人を傷つけるとか
暴力的ということではないから

そこはDV親の人格に関係なく
フラットな気持ちでこのリエゾンでも
発達障がいのことをまた知っていきたい。


障がいのあるなしに関係なく
僕も人を支えたり救える人になりたいと
まだ第2回までしか見てないけど
このドラマを見て改めて思った。

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