壁のちきっと幸せ
ニコが入学する前までは
ニコが行ってた学校から
ニコが就職した方面に就職する人は
あんまりいなかったんやけど
(僕の知り合いで一人いるくらい)
ニコが入学した頃くらいから
たぶん前とは先生も変わったりしてるからか
前よりもニコが就職した方面で
社会に出る人たちが増えた。
僕はその学校が母校ではないんやけど、
僕にとって身近な知り合いも行ってたし
繋がりが深い学校で、すごく好き。
何かにつけ、その学校名を見聞きすると
何の話やろ?って興味を持ってしまうし、
僕の地元とは地域が違うから
そんなに普段その学校が日常生活の中で
しょっちゅう話題になることはなくても
僕にとっては身近。
ニコがその学校に行こうが行くまいが
ニコの地元が僕のなじみの町やから
どっちにしても深い繋がりはあったんやけど、
ニコは僕にとって身近な知り合いの
後輩にあたる子でもあると思うと
やっぱりその学校に行ったことで
より近い存在に思えるというのは大きい。
ニコはたぶん、その学校に行ってた頃
それなりに勉強も頑張ってたと思うけど、
将来こうなりたい!と思う進路に
さっと進めるというわけではなかった。
諦めずにその分野方面への就職を希望しつつも
他業種への就職活動もしてて
同じ方向への進路を希望してる他の子よりも
どっちかというとその方向への就職は
難しいんやないか、って言われてたみたい。
結果的に、もう無理なんやないかっていう
最後の最後で幸運なことがあって
そのお陰で今の職種に就職したんやけど、
どんなに難しいという空気になっても
最後までその職種への就職にこだわった
ニコの粘り勝ちなんやないかな、
という気が僕にはしてる。
そして、ニコらしいなーと思ったりもする。
ニコがまだ学生やった頃、
同じ職種への就職を希望してた人で
その方面に関連する成績が
ニコより優秀な人がいた。
僕は今もその人とは面識はないけど、
その人はその職種の中でも大手に
就職が決まって、海外と関わる仕事も
バリバリこなしてたのは僕も知ってるから
そういう話を見聞きして
「あの人はそんなことになってるんか!」
ってびっくりしたりはしてた。
ニコのことみたいに必死に夢中になって
その人の動向を気にかけたりはしないけど、
あくまでも風の便りで知った時に
「きっと学生時代から
すごい子やったんやろな」と思ってた。
その人が、リストラに遭って
職種的には同じ世界ではあるけど
また違う道を歩むことにしたとか。
その分野への実力だけではなく
会社によって色々細かい事情は違ってくるし、
その人が入社したその大手の会社では
たとえ傍から見て「あの人すごいな」と
思っても、もしかしたらその人よりも
優秀な人も多くいたのかもしれない。
それに、厳しいのはその職種だけやなくて
大きい規模の会社に入っても
小さい規模の会社に入っても
一番得意なことを仕事にしても
あえてそうではない進路を選んでも
社会人として安定した収入を得ながら
日々の生活を成り立たせていくのは
本当に厳しいし難しいとも思う。
僕は、たぶん子どもの時から
表に一切出ない範囲ではそういうものを
背負ってきてたのかもしれないけど、
心の病気が社会人になってから表面化して
世間で普通とか一般的とされる
社会人という価値観、感覚のレールから
一旦外れたのを経験してるから余計に
一般的に見て“普通に働く”
“毎月決まった収入を得て生活していく”
というだけでも本当は難しくて
決して当たり前ではないことがよく解ってる。
僕は、ニコに対しても
今回これまでとは少し違う道を
歩むことになったその人に対しても
“昔から本当に叶えたいという夢を
叶えて大人になってる人”
という意味で、とても眩しい思いがあって、
僕は肩書きや会社の規模よりも
人生の中で大切なことを沢山知ってるから
その会社に僕も働いてみたいとか
それを羨ましいとかは思ってなかったけど、
昔からの夢を結局今のところ叶えられてない
なりたいと願ってきた大人に今もなれてない
そんな自分を引け目に感じたり
恥ずかしく下に思ってしまう気持ちはあった。
でも、大手の会社に入ったから
人生それで全て解決でもなく
その人はまさか自分が今の状況で
その会社を辞めるとは思ってなかったやろうし、
言葉で表現するのは難しいけど
一人の人の人生でもその時その時によって
色んな場面があると改めて思った。
ニコは、どっちかと言うと天真爛漫で
あんまり悩んだりはしないタイプ。
自分でも「悩んでもどうしようもないことは
考えないタイプで、深刻にはならない(笑)」
って言ってたし。
だけど、色々ある中で
ニコはその性格やったから
今の職種に就職できたのかも、
そしてニコにとっては
その業種の中で決して目立つ会社ではない
今の会社の規模が合ってるんやろうとも思った。
あと、仕事のリストラに限らず
自分の予定外の状況になった時こそ
これまでの生き方、物事への向き合い方などが
モノを言うんやろうな。
いつも真面目にコツコツ努力してきた人なら
同じ職種で関わってきた人たちが
それを見てて誰かに伝えて
その誰かがまた誰かに伝えて
そうしてるうちに評判が伝わって
「リストラに遭ったなら、じゃあ
うちに来てもらえたら嬉しいよね」
ということも大いにあると思うし、
人生大変な時ほど、これまでの振る舞いや
姿勢が表面上に表れる気がする。
たとえ悲しい思いをしたり
その時点で報われないと感じてしまっても
いずれは、真摯に生きてる人が
報われる世の中であってほしいと僕は思う。
**
どこまで僕を苦しめる意図が
あるのかは分からないけど、
僕が少しでも趣味を楽しんだり
気分転換をする時間がたまにでもあると
「いつまでそういうこと
させてやれるか分からんからな」と
DV親に脅しのように嫌味言われるのが
本当に辛い。
別に趣味にかまけて普段の生活で
やるべきことをおろそかにしたり
サボったりしてるなんてこともないのに、
僕に好きなことがあるのが
そんなに特別許しを乞うことなのか‥?
DV親と顔を合わせる時間が長いと
ずっと機嫌を気にしてないといけないし、
全てDV親のペースに合わせて
生活しないといけないのが本当に大変;
非DV親は「見たい番組も見られない‥」と
ボヤいてるけど、僕はテレビに関しては
元々TVerでごくたまに見る以外
ほとんど自分からリビングのテレビで
何かを見ることはないから
そこまで気にはならないかな。
最近、ずっと不安感が強い中で
必死に明るく元気に振る舞って
過ごす日々が続いてるから、
少しでもその不安感を減らしたくて
前から興味があったことを
ちょっと掘り下げて調べたりしてる。
前から好きやった選手の学生時代の記事を
改めて読んだりとか。
本来はそういうのって
楽しんですることなんやろうけど、
今の僕にとっては
不安感を拭うために何でもやってみようと
一生懸命になってるだけな気もしたりする。
それでもそこから新たな発見があると、
バランス良く色んな所にアンテナを張って
生きていくためにはいいんやろうなと思う。
ニコが行ってた学校から
ニコが就職した方面に就職する人は
あんまりいなかったんやけど
(僕の知り合いで一人いるくらい)
ニコが入学した頃くらいから
たぶん前とは先生も変わったりしてるからか
前よりもニコが就職した方面で
社会に出る人たちが増えた。
僕はその学校が母校ではないんやけど、
僕にとって身近な知り合いも行ってたし
繋がりが深い学校で、すごく好き。
何かにつけ、その学校名を見聞きすると
何の話やろ?って興味を持ってしまうし、
僕の地元とは地域が違うから
そんなに普段その学校が日常生活の中で
しょっちゅう話題になることはなくても
僕にとっては身近。
ニコがその学校に行こうが行くまいが
ニコの地元が僕のなじみの町やから
どっちにしても深い繋がりはあったんやけど、
ニコは僕にとって身近な知り合いの
後輩にあたる子でもあると思うと
やっぱりその学校に行ったことで
より近い存在に思えるというのは大きい。
ニコはたぶん、その学校に行ってた頃
それなりに勉強も頑張ってたと思うけど、
将来こうなりたい!と思う進路に
さっと進めるというわけではなかった。
諦めずにその分野方面への就職を希望しつつも
他業種への就職活動もしてて
同じ方向への進路を希望してる他の子よりも
どっちかというとその方向への就職は
難しいんやないか、って言われてたみたい。
結果的に、もう無理なんやないかっていう
最後の最後で幸運なことがあって
そのお陰で今の職種に就職したんやけど、
どんなに難しいという空気になっても
最後までその職種への就職にこだわった
ニコの粘り勝ちなんやないかな、
という気が僕にはしてる。
そして、ニコらしいなーと思ったりもする。
ニコがまだ学生やった頃、
同じ職種への就職を希望してた人で
その方面に関連する成績が
ニコより優秀な人がいた。
僕は今もその人とは面識はないけど、
その人はその職種の中でも大手に
就職が決まって、海外と関わる仕事も
バリバリこなしてたのは僕も知ってるから
そういう話を見聞きして
「あの人はそんなことになってるんか!」
ってびっくりしたりはしてた。
ニコのことみたいに必死に夢中になって
その人の動向を気にかけたりはしないけど、
あくまでも風の便りで知った時に
「きっと学生時代から
すごい子やったんやろな」と思ってた。
その人が、リストラに遭って
職種的には同じ世界ではあるけど
また違う道を歩むことにしたとか。
その分野への実力だけではなく
会社によって色々細かい事情は違ってくるし、
その人が入社したその大手の会社では
たとえ傍から見て「あの人すごいな」と
思っても、もしかしたらその人よりも
優秀な人も多くいたのかもしれない。
それに、厳しいのはその職種だけやなくて
大きい規模の会社に入っても
小さい規模の会社に入っても
一番得意なことを仕事にしても
あえてそうではない進路を選んでも
社会人として安定した収入を得ながら
日々の生活を成り立たせていくのは
本当に厳しいし難しいとも思う。
僕は、たぶん子どもの時から
表に一切出ない範囲ではそういうものを
背負ってきてたのかもしれないけど、
心の病気が社会人になってから表面化して
世間で普通とか一般的とされる
社会人という価値観、感覚のレールから
一旦外れたのを経験してるから余計に
一般的に見て“普通に働く”
“毎月決まった収入を得て生活していく”
というだけでも本当は難しくて
決して当たり前ではないことがよく解ってる。
僕は、ニコに対しても
今回これまでとは少し違う道を
歩むことになったその人に対しても
“昔から本当に叶えたいという夢を
叶えて大人になってる人”
という意味で、とても眩しい思いがあって、
僕は肩書きや会社の規模よりも
人生の中で大切なことを沢山知ってるから
その会社に僕も働いてみたいとか
それを羨ましいとかは思ってなかったけど、
昔からの夢を結局今のところ叶えられてない
なりたいと願ってきた大人に今もなれてない
そんな自分を引け目に感じたり
恥ずかしく下に思ってしまう気持ちはあった。
でも、大手の会社に入ったから
人生それで全て解決でもなく
その人はまさか自分が今の状況で
その会社を辞めるとは思ってなかったやろうし、
言葉で表現するのは難しいけど
一人の人の人生でもその時その時によって
色んな場面があると改めて思った。
ニコは、どっちかと言うと天真爛漫で
あんまり悩んだりはしないタイプ。
自分でも「悩んでもどうしようもないことは
考えないタイプで、深刻にはならない(笑)」
って言ってたし。
だけど、色々ある中で
ニコはその性格やったから
今の職種に就職できたのかも、
そしてニコにとっては
その業種の中で決して目立つ会社ではない
今の会社の規模が合ってるんやろうとも思った。
あと、仕事のリストラに限らず
自分の予定外の状況になった時こそ
これまでの生き方、物事への向き合い方などが
モノを言うんやろうな。
いつも真面目にコツコツ努力してきた人なら
同じ職種で関わってきた人たちが
それを見てて誰かに伝えて
その誰かがまた誰かに伝えて
そうしてるうちに評判が伝わって
「リストラに遭ったなら、じゃあ
うちに来てもらえたら嬉しいよね」
ということも大いにあると思うし、
人生大変な時ほど、これまでの振る舞いや
姿勢が表面上に表れる気がする。
たとえ悲しい思いをしたり
その時点で報われないと感じてしまっても
いずれは、真摯に生きてる人が
報われる世の中であってほしいと僕は思う。
**
どこまで僕を苦しめる意図が
あるのかは分からないけど、
僕が少しでも趣味を楽しんだり
気分転換をする時間がたまにでもあると
「いつまでそういうこと
させてやれるか分からんからな」と
DV親に脅しのように嫌味言われるのが
本当に辛い。
別に趣味にかまけて普段の生活で
やるべきことをおろそかにしたり
サボったりしてるなんてこともないのに、
僕に好きなことがあるのが
そんなに特別許しを乞うことなのか‥?
DV親と顔を合わせる時間が長いと
ずっと機嫌を気にしてないといけないし、
全てDV親のペースに合わせて
生活しないといけないのが本当に大変;
非DV親は「見たい番組も見られない‥」と
ボヤいてるけど、僕はテレビに関しては
元々TVerでごくたまに見る以外
ほとんど自分からリビングのテレビで
何かを見ることはないから
そこまで気にはならないかな。
最近、ずっと不安感が強い中で
必死に明るく元気に振る舞って
過ごす日々が続いてるから、
少しでもその不安感を減らしたくて
前から興味があったことを
ちょっと掘り下げて調べたりしてる。
前から好きやった選手の学生時代の記事を
改めて読んだりとか。
本来はそういうのって
楽しんですることなんやろうけど、
今の僕にとっては
不安感を拭うために何でもやってみようと
一生懸命になってるだけな気もしたりする。
それでもそこから新たな発見があると、
バランス良く色んな所にアンテナを張って
生きていくためにはいいんやろうなと思う。
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